乳がん検査、エコーとマンモグラフィーの違いは?

近年、乳がんの罹患率はどんどん上昇していっていることがわかっています。なんと30~64歳の女性の死亡原因のトップは乳がんだとされています。

最近は「ピンクリボン運動」と銘打ち、乳がんの正しい知識を広めたり乳がん検診の早期受診を推進するという取り組みも盛んになってきていますね。

しかし、乳がんを必要以上に恐れる必要もありません。実際のところ、1cm以下の大きさで発見された乳がんの10年生存率は97%もあるのです。そう、定期的に検査をして予防し、早期治療をすれば治るがんだと言うことができるのです。

乳がん検査と言えば昔は触診がメインでしたが、現在はエコー検査とマンモグラフィーのいずれか(もしくは両方)を受診する、というのが主流になっています。

一般的には20代や30代の若い人はエコー、40代の人はマンモグラフィーが良い…と言われますが、実際これらの検査には具体的にどのような違いがあるのでしょうか?

エコー検査の特徴としては、乳腺は白く、がん(腫瘍)は黒く映るため区別が付きやすく、乳腺が豊富な若い人でも見つけやすいという点。

ただ、エコーは静止画ではなく動画であるため、経験の浅い検査技師や医師の場合は病変を見逃してしまうリスクがマンモグラフィーよりも高いと言えます。

一方、マンモグラフィーは静止画なので、後からじっくりと画像を検査できると言う点で優れています。また、エコーでは見えない石灰化が見えるという特徴もあります。

石灰化の中には良性の物も悪性のものもありますので、まず石灰化を見つけることが出来るという点では非常に有用だと言えます。

乳腺が豊富な場合は腫瘍が乳腺の陰に隠れてしまう場合があって見つけにくくなる…というデメリットがあります。なので、乳腺が豊富な若い人には向かないとされているんですね。

ただ、40代以降でも乳腺が豊富な人はいます。ですから、最も良いのは毎年エコーとマンモグラフィーの両方を受けるということですね。

必要最低限の検査にしたい…と言う人は、上記の理由からやはり40代くらいまでは年に1回のエコー検査、50代以降は年に1回のマンモグラフィーを受けると良いでしょう。

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